【実戦紹介】四間飛車vs引き角棒銀【ついに登場】2018/6/19・中
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本エントリーでは、【実戦紹介】四間飛車vs引き角棒銀【ついに登場】2018/6/19というエントリーに対するサブエントリーの第ニ回目として、中盤部分の棋譜をアップしていきたいと思います。
わたくしごとのはじめに
大変私ごとで恐縮ではありますが、この度結婚記念日で、週末に静岡県某所の「泊まれる公園」がコンセプトの宿泊施設に行ってまいりました。おかげで更新がちょっぴり滞ってすみません。
なんだか球体状のテントが森の中に宙吊りで浮いているような宿泊施設で、夜はとっても幻想的でした。近くの小川では夜ホタルも飛んでいましたし、夕食は地元の食材をふんだんに使ったバーベキュースタイルのコース料理。自然が好きな人にはオススメな宿泊施設です。興味がある方は、検索してみてください。
でも、虫が苦手な人はご注意を
公園なので割と虫います。虫いすぎて6月なのに早くもヒグラシ鳴いてたりクワガタのメス見つけたりしたくらいです。
本題のはじめに
さて、私ごとはこれくらいにして、本題です。
引き角棒銀vs四間飛車の場合、飛車を6筋に振ったり8筋に振ったり7筋に振ったり、比較的飛車があっちいったりこっちいったりするのが常ですが、本譜ではお相手の仕掛けの関係上、飛車が8筋に居座ったままでの開戦となりました。
で、「棒銀の結果図あるある」の△7五歩が、前回の結果図。棒銀系の定跡だと割と、△7五歩と銀の進出したいところに歩を打たせれば、一旦は受け成功みたいになっていたりしたりするかと思います。
今回は、ここから敵陣を突破するあたりまでを、アップしていきたいと思います。
第二波を受け切る
【第2図】
第1図からの指し手:△9五歩▲同歩△7六歩▲同銀△7五銀
端歩の突き捨てに何か意味があったのか、手に迷っただけなのか、お相手の意図はよく分かりませんが、今度は▲7六同銀に銀をぶつけてきました。地味に7三の桂馬が邪魔そうです、やっぱり。ここに桂馬がいると、△7三銀と引いて体勢を立て直したりとか、△7ニ飛と寄ったりとか出来ませんし。
【第3図】
第2図からの指し手:▲7五銀△同角▲7六銀△8六銀
銀交換の後、▲7六銀で角を追い払おうとしたら、△8六銀の強行手段。個人的には、一旦角を引いてから△8六歩とした方が銀が温存できていいような気がするので・・・ちょっぴり助かった気がします。
で、▲同歩△同角。なんだか引き角単体で攻めてきたのと似たような局面になりました。いつもならここで、▲6五歩〜▲6六角〜▲8四歩と反撃するところですが・・・
今回は▲7五歩と行って、角の帰り道を塞いでみました。7四に歩がいるとこの手は使えませんが、△7三歩型の引き角なんかには、使えます。多分。
一見8筋が破られそうに見えますが・・・
桂の利きを活かした▲8五歩が反撃の一手、引き角から角交換になったときの常套手段です。多分。ただ、本譜では大丈夫ですが、お相手の持ち駒や自分の左銀の位置どりによっては、△8七角とか△8七銀とか打ち込まれるとめんどくさかったり痛かったりするので、注意が必要です。