寄るか?四間飛車vs棒銀・最有力変化編の終盤
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果たして四間飛車は、棒銀相手に勝ち切ることが出来るのか?四間飛車vs棒銀シリーズ最終回の今回は、見事敵陣突破を成し遂げた前回の結果図から、実際に勝ち切るまでの一例をご紹介させていただきたいと思います。
負けられない!四間飛車vs棒銀・最有力変化編というエントリーに対するサブエントリーの、第四回目になります。よろしくお願いいたします。
玉を追い詰めるまで
ここまでの手順については、こちらのエントリーをご確認ください。力でねじ伏せて強引に敵陣突破したため、だいぶ駒損を招いてしまいました。果たしてここから、無事寄せ切ることは出来るのでしょうか?
参考までに、ここからのお相手は、将皇ソフトという将棋ソフトの、Level3に勤めていただきました。
駒が潤沢にあればと金を捨ててさっさと龍を作りたいところですが、ここでと金を捨てると攻めの起点が無くなりそうです。差し当たって相手からの早い攻めも無さそうですし、ここはじっくり龍を作りに行くことにしてみました。
この△7九馬は多分、薄くなった自陣へ守りの利きを通そうというのと、あわよくば、△4六歩を打って飛車の突進を防ごうという狙いではないかと思われます。危ないのでさっさと龍を作ります。
将棋ソフトの一手分析機能でも確認してみましたが、一応、この△3三金が最善の受け手みたいです。続いての▲3ニ金△1ニ玉も、最善手でした。
▲3三金△同桂は、この一手だと思います。それに対して▲同龍だとと金が取り残されそうなので、先にと金を寄せときました。
案の定、馬を防御に戻してきました。ただ、
玉の逃げ道を塞いだだけのようにも見えますが・・・
それは内緒です。第1図ではどうなることかと思いましたが、だいぶ詰めが見えてきました。