詰将棋が苦手なあなたに送る詰将棋のコツ・玉の誘導
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本エントリーでは、詰将棋を解くコツである「玉の誘導」について、自作の簡単な詰将棋を使って紹介させていただきたいと思います。
△同玉せざるを得ない状況に追い込む
▲3一飛成と突っ込むと、△同玉する以外に逃げ道はありません。このように、△同玉する以外に受けがなく、それを使って危険地帯(この場合、3一)に玉を呼び込むテクニックが、玉の誘導になります。
結果図
というわけで、△3一同玉に、いただいた金を使って▲3ニ金と頭金で詰みました。今回は飛車を例に取りましたが、馬や角を使うパターンも多いです。
前回のエントリーでたまに馬を捨てることもあるとご紹介させていただきましたが、体感的に、馬を捨てるときはこのパターンが多いです。
参考までに、本来「玉を誘導」するときは、単に大駒を捨てることがほとんどです。今回あえて、ついでに金をいただいたことについては、「おまけ」で補足させていただきます。
おまけ:詰将棋で駒を取ることはあるのか?
本来、詰将棋は相手の駒を取ることはほぼなく、手持ちの駒を使い切ることが正解ルートなのですが、
まれに途中で金をいただいてトドメに使うことがあります
頻度に関しては、作者の性格(?)によるような気がします。例えば、私が今チャレンジしている「7手詰ハンドブック」では、まぁまぁの頻度で敵駒を取ることがあるのですが、
ちょっと前にチャレンジしていた「爽快!5手詰トレーニング200 マイナビ将棋文庫」では、9割9分敵駒を取ることはありませんでした。なので、
たまに来る敵駒取るパターンが全然解けなかったりしました
作風を見極めることも、ある種の「詰将棋を解くコツ」と言えるかも、しれません。
おわりに
というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。今回ご紹介させていただいた詰将棋のコツは、以下になります。
- 玉を誘導する
- 【前回紹介済み】大駒を捨てる
- 【前回紹介済み】金でトドメをさす
- 【おまけ】作者の作風を読む(?)
何かの参考にでもなりましたら幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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