身につけよう!初心者がハム将棋で学ぶ四間飛車

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あなたはこれから将棋を初めてみたいと思ったことはありませんか?本エントリーでは、まずは将棋を指してみたい思う方向けに、なるべくお手軽に指しこなせる方法について、私なりにご紹介させていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

はじめに

結論から申しますと、これから将棋を始めてみようと思った場合、以下のステップを踏むのがよいのではないかと、思います。

  • 入門書で駒の動かし方を覚える
  • 戦法を決める
  • セオリーを覚える
  • ハム将棋相手に試してみる

以下、順を追って説明させていただきたいと思います。

入門書で駒の動かし方を覚える

将棋はあまりお金をかけずに始められる趣味です。ソフトを使えば道具代もいりませんし、Google先生に聞けば大半の定跡も出てきます。

それでもやっぱり、1冊くらいは書籍を購入することをお勧めします。ソフトを相手に将棋を指すにしても、Webブラウザを見ながら指すのもちょっと面倒ですしね。千円ちょっとの話ですし、他の趣味に比べれば、それほどの出費でもないのではないでしょうか。

こちらのエントリーでも紹介させていただきましたが、お勧めはこちらです。

ハンディー版 スグわかる!まんが将棋入門―ルールと戦法完全マスター

ハンディー版 スグわかる!まんが将棋入門―ルールと戦法完全マスター

「駒の動かし方くらいなら、なんとなく分かる」という方でも、一度読んでみることをお勧めします。駒の動かし方以外にも、玉将の守り方や王手の定型、初心者向けの二大戦法である棒銀・四間飛車の紹介がされており、入門書としては十分な内容と思います。

戦法を決める

なんとなく駒の動かし方が分かったら、次はとりあえず指してみる戦法を決めましょう。とりあえずなので、

まずは気軽に四間飛車を指しましょう
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・・・失礼しました。一般的には、まず指してみるなら

  • 棒銀
  • 四間飛車

と言われていますが、棒銀だと、ちょっと攻め一辺倒になりがちです。それはそれで楽しいのですが、将棋の基礎を学ぶには偏りがあったりなかったりします。

ということで、ここはぐっと四間飛車でいきましょう。詳しくは、このあたりのエントリーもご参照ください。

セオリーを頭に入れる

先ほどご紹介させていただいた「ハンディー版 スグわかる!まんが将棋入門―ルールと戦法完全マスター」には、四間飛車の基本的な駒組みも紹介されていますが、実際四間飛車を指すに当たっては、もう少し頭に入れておいた方がよいセオリーがあります。

Googleで「四間飛車」で検索するといの一番に出てくる、高野秀行六段のコラムがお勧めです。要約すると以下の内容です。

  • 相手の銀を五段目に進出にさせない
  • 飛車を動かし直す
  • 大駒を交換する

当サイトでも私なりの解釈を行なっておりますので、ご参照いただければと思います。

ハム将棋相手に試してみる

言うまでもないかもしれませんが、初心者向けの将棋ソフトというと、やはりハム将棋ではないでしょうか。ハム将棋は、入門書読みたてくらいで挑むと、なすすべもなく虐殺されますが、

ちょっとコツを覚えればそれなりに勝てるようになる、絶妙のレベル配分だと思います。さらにもう一つ、ハム将棋が四間飛車を試す相手としてうってつけなのは、

ほぼ真っ直ぐ棒銀で攻めてくる

点です。オンラインの対戦将棋でも、ものによっては、覚えたての棒銀で真っ直ぐ攻めてくる初心者もいるとかいないとか。

というわけで、ハム将棋に四間飛車で勝てるか否かが、将棋の基礎力として一つの試金石と言えるのではないかと思います。まぁまぁ(5割強くらい)ハム将棋に勝てるようになってきたら、本格的な定跡書を購入して、オンライン対戦へのデビューを視野に入れましょう。

一点注意が必要なのは、ハム将棋にはFlashPlayerが必要な点です。ハム将棋自体はGoogleで検索するとすぐ出てきますが、FlashPlayerがないと遊べません。事前にインストールしておきましょう。

サブエントリー一覧:四間飛車vsハム将棋の定跡

ハム将棋は、死ぬほど定跡外れと言うわけでもありませんが、若干独特の駒組みをします。一般的な四間飛車の定跡書からはちょっぴり外れていると思います。

とういうわけで、何回かのサブエントリーに分けて、四間飛車vsハム将棋を独自に定跡化してみたいと思います。

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