詰将棋が苦手なあなたに送る詰将棋のコツ・全ての駒には意味がある
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本エントリーでは、詰将棋を解くコツである「全ての駒には意味がある」について、自作の簡単な詰将棋を使って紹介させていただきたいと思います。
はじめに
今回は、本シリーズで最後にして最初の5手詰になります。
なにぶん5手詰の処女作になりますので、不備がありましたら大変すみません。作品の完全性を追求するというよりは、「全ての駒には意味がある」というエッセンスをお伝えする、一助にでもなったらという思いで作成いたしました。
そういう目で見ていただけますと、幸いでございます。
【2017/12/1 追記】
なんとなく3手詰で詰みそうだったので、すこし配置をアレンジしました。
問題図
詰将棋は基本的に、部分図です。すなわち、関係ない駒は省略して書かれています。ということは、逆説的に言うと、
盤上にいる駒には、全て意味がある
ということになります。たまに、問題図のように、ポツンと離れに歩がいることがありますが、つまりは
ここに玉が来うるから、歩が配置されている
と考えて間違いありません。即ち、離れに歩がいると、まずはそっちに玉を誘導する方向で考えてみるというのが、一つのコツと言えます。
では、実際にやってみたいと思います。
少し近づいて来ました。7五の歩の活用方法は、見えてきたかと思います。
ニ段目は龍が睨みをきかせているので、と金を盾に▲4四金と打つと、玉の逃げ道は一箇所のみです。