詰将棋が苦手なあなたに送る詰将棋のコツ・利きをずらす

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本エントリーでは、詰将棋を解くコツである「利きをずらす」について、自作の簡単な詰将棋を使って紹介させていただきたいと思います。

問題図

【第1図は問題図】
http://shogipic.jp/v/Gq8.png

3手詰です。飛車の利きがあるため、いきなり▲5ニ金を打っても詰みません。

利きをずらしてみよう

【第2図は△6三同飛まで】
▲6三桂△同飛
http://shogipic.jp/v/Gq9.png

▲6三桂と打つと、△同飛で取らざるを得ません。めでたく飛車の利きが外れました。

結果図

【結果図は▲5ニ金まで】
▲5ニ金
http://shogipic.jp/v/GqB.png

見事、頭金で詰みました。この例では話を簡単にするために飛車の利きをずらしましたが、実際の詰将棋だと馬の利きをずらすパターンがそこそこあるような気がします。

おまけ:実は後二つも隠されている詰将棋のコツ

実は、この簡単な詰将棋に、後二つもコツが隠されています。一つ目は、

1手目に桂を捨てる

です。この例では飛車の頭に捨てましたが、「歩頭の桂」といって、歩の頭に捨てるパターンが多いです。詰将棋で持ち駒に桂があったら8割くらい初手で捨てると思います。ですので、まずは桂の捨て場所を考えてみましょう。

ちなみに、残りの1割は途中で捨てる、最後の1割がトドメに使うくらいの割合だと思います、体感的に。

そして二つ目のコツが、

金でトドメをさす

です。これも持ち駒に金があれば、8割くらいはトドメに使うと思っても間違いないと思います。

おわりに

というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。こんな簡単な詰将棋に3つもコツを詰め込めてしまいました。

  • 大駒の利きをずらす
  • 初手に桂を捨てる
  • 金でトドメをさす

何かの参考にでもなりましたら幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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2018/4/9 修正

よく見るとこの問題図だと利きをずらす前に1手詰だとご指摘をいただきました。なので、こんな感じの問題図だと、問題ないような気がします。

【修正版問題図】
http://shogipic.jp/v/KWc.png

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