詰将棋が苦手な初心者の詰将棋小話・7手詰黎明編

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あなたは将棋で、初段になりたいと思ったことはありませんか?諸説ありますが、初段ともなると、7手詰〜9手詰の詰将棋が、解けると言われています。本エントリーでは、詰将棋が苦手な私が、曲がりなりにも7手詰が解けている様について、ご紹介させていただきたいと思います。

何かしらの参考にでもなりましたら、幸いでございます。

7手詰のお勧めの本とは何か

こちらのエントリーでもご紹介させていただきましたが、詰将棋の本のボリュームゾーンは、3手詰〜5手詰です。7手詰になると、ほんのりと書籍が少なくなります。

残念ながら、これまでお世話になった爽快!シリーズは5手詰までで、7手詰はありませんでした。逆転シリーズは7手詰もあるのですが、5手詰のときの経験から考えるに、7手詰の最初の一冊として買うには、難易度が高い可能性が懸念されます。

また挫折しそうになりかねません。

そこで白羽の矢を立ててみたのが、こちらの書籍になります。

7手詰ハンドブック

7手詰ハンドブック

そもそも浦野八段の詰将棋の本は有名なのですが、とある初心者向け将棋本紹介サイトのお勧めに従って、先に爽快!シリーズを買ってしまった都合上、今までなかなか試す機会がありませんでした。

爽快!シリーズも終わり、ちょうど良い機会なので、有名なハンドブックを試してみることにしてみたのです。

難易度は手頃

体感的にですが、ハンドブックの難易度は、爽快!シリーズや逆転シリーズより低い気がします。多分、日本将棋連盟のサイトに掲載されている「まいにち詰将棋」と、似たようなレベルだと思います。

ですので、逆説的にですが、「まいにち詰将棋」が多少なりとも解けるならば、7手詰ハンドブックに挑戦できるレベルにはあると言えるかと思います。

7手詰の1冊目の本として、難易度的にはあたりではないかと、思いました。

レイアウトには少し難あり

実は書評などで噂には聞いていて、これがハンドブックへの挑戦に二の足を踏んでいた理由でもあるのですが、レイアウトには少し難があるかもしれません。

参考までに、爽快!シリーズと逆転シリーズは、同じレイアウトになっていて、それなりに親切設計になっています。

  • 1ページに1問。
  • 左側のページに問題があって、めくると、右側に解答がある。
    • よって、誤って解答を見てしまうことが、ない。
  • 難易度が☆で設定されており、どれが簡単な問題か、わかりやすい。
  • 解答が、正解・変化・紛れに分かれており、見やすい。
    • 正解が、駒が余らず、7手詰なら7手できちんと詰むルート。
    • 変化は、早詰みするか、駒が余るルート。
    • 紛れは、詰まないルート。
  • 紛れに関しては、なぜ詰まないか、きちんと解説されている。
  • ヒントがある。
    • むしろ邪魔だという意見もありますが、詰将棋が苦手な人はノーヒントはきついと思います。
  • 爽快!シリーズのみですが、「邪魔駒の消去」などの詰将棋を解くコツが、最初に紹介されている。

他方、詰将棋ハンドブックの場合、

  • 1ページに2問、左右あわせ4問掲載されている。
  • ページめくると、同じく1ページに2問、左右合わせ4問の解答が、ある。
    • つまり、誤って解答が見えてしまう可能性が、ある。
  • 難易度表示がない。
  • 解答が正解メインで、なぜ詰まないかなどの細かい枝葉の解説は少なめ。
  • 詰将棋を解くコツなどは、掲載されていない。
    • もしかしたら、3手詰とか短い手数の方には、あるのかもしれませんが。

ということで、3手詰とか5手詰とかのときに、このレイアウトだと、ちょっときつかったかもしれないなと思いました。

しかし、詰将棋も7手詰までくるとだいぶ慣れてきたため、そこまで障害にはなりませんでした。結果論的にいうと、3手詰〜5手詰は爽快!シリーズ、7手詰はハンドブックという組合せは、そう悪くない選択肢だったのかもしれません。

かつてないほどに順調に進む解答ペース

起承転結的には、ここでまた挫折しかけ、解決策などをご提示できれば、何かしら参考になるネタをご提供できるのですが、

7手詰はかつてないほどに順調に進んでいます。

難易度が手頃だからなのか詰将棋にも慣れてきたからなのか、初めて数日で20問近く解け、さしたる挫折もなく50問超まできました。

40問を超えたあたりからちょっぴり難易度が上がり始め、解くペースが落ちてきた感じもするのですが、それでも毎日コンスタントに5、6問くらいは解けています。

3手詰や5手詰のときよりも倍近いペースです。

これは以外に早くに、9手詰の挑戦に取りかかれるかもしれません。

おわりに

というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。特に盛り上がりのない内容になってしまい、すみません。

実は、7手詰ハンドブックには後編もあって、

7手詰ハンドブック〈2〉

7手詰ハンドブック〈2〉

こちらの方が少し難易度は高いそうなのですが、これに挑戦するか、スルーして9手詰に挑戦するか、思案中です。

しかし、これまでの行動パターンからすると・・・?

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